新着記事

せっかくGhostにしてたので、ブログデザインをいじってみた

はじめに ちょっと前にWordPressからGhostへ移行した当ブログ。この時の移行理由として「ヘッドレス思想のCMSであること」を挙げていました。 https://www.iris-on-bookrest.info/hello-ghosts/ そして、今回はそれを実際にやってみたので、方法とかを見ていければと思います。 前提 作業をする前に、この作業をする上での決め事というか目標というかを定めました。 * ローカル環境を別途作成する * デフォルトテーマをベースにカスタマイズする(イチから作らない!) * GitLabでのビルド&デプロイを可能にする * テーマ以外の管理はしない * コーティングはAntigravityに任せる WordPressの時はLocalっていうワンクリックでローカル環境を立ち上げる便利ソフトがあったのですが、Ghostにはないっぽいのでまずこれを用意したいのと、作ったテーマを都度手動でFTPするのはダルすぎるので、CI/CD環境を先に準備したいというのがあります。 そして、管理対象は基本的にはテーマだけ(ブログの見た目だけ)と
やまぐろ

【これが募金か!?】「1年で終わる」はずなのに「自動更新」という罠

あれ?まだ引き落とされてる? 最近、クレジットカードの明細を見ていて「おや?」と思うことがありました。 ちょうど1年前に玄関先で申し込んだ、某支援団体の毎月の寄付(月1,000円)。 確か「まずは1年、12回だけでいいので」という話だったものの、13ヶ月目に入っても引き落としが続いていたのです。くそわろた。 筆者の記憶違いでなければ、当時の担当者が確かに「1年だけで大丈夫です」って言ってたと思うのですけどねえ。しかしどうやら、実態は違ったようです。なんでや! 説明と実態のズレ 今回の件を冷静に分析してみると、やっぱり営業トークと実際に起きたことが、以下のように食い違いがありました。 * 説明: 「1年限定の協力でOK」というニュアンス。じゃあいいやってなった。 * 実態: 自分から解約依頼しないと、継続になるっぽい。 * UI/UX: ここは団体側のホームページで解約できるようになってた。ちゃんとしてる印象。 口頭での「1年で終わる」は、「1年経ったら辞めてもいい(けど自動では止まらない)」という意味だったのか?いや、そんなことは説明されていないが。
やまぐろ

ObsidianからGhostへ直接投稿するツールを自作した話

筆者は最近Obsidianで記事執筆を行うことが多くなっています。 んで、Obsidianで書いた記事をGhostブログに投稿する際、毎回ブラウザを開いてコピペするのが面倒だったので、Pythonで専用の投稿ツールを作ってみました。 今回は開発する際のあれこれをここで共有していきたいと思います。 開発の動機 正直なところ興味本位というのが強いのですが、一応「ブログ投稿の手間をより少なくする、という目的があります。 * 現状: Obsidianで書く -> ブラウザでGhost管理画面を開く -> 新規投稿 -> コピペ -> 設定入力 -> 公開 * 理想: Obsidianで書く -> ツール起動 -> ファイル選択 -> 投稿ボタン一発 この「理想」を実現するため、PythonからGhostのAdmin APIを叩くシンプルなツールとして設計することに。 なお、Ghostの記事(Posts)APIは画像データのアップロードは行えません。なので、「画像が必要な投稿には対応しない!
やまぐろ

Antigravityで脱CMSした話

筆者はこのブログのほかに、 * しぇあほん(Webサービス) * アイリス・オン・ツールズ(自作ツール) という2つのWebサイトを運営しています。 そして、このたびツールを公開しているWordPressサイトを、Antigravityを利用してイチから書き直しました。もちろんもともとの機能はそのままです! 今回は、ここに至るまでの経緯と、どういう手法で移行したかをお話できればと思います! 脱CMSしたわけ 自作ツールについては、もともとは一つ一つWordPressのプラグインとして実装し、ショートコードで記事ページに埋め込むという手法で公開していました。 初めの頃は慣れ親しんだWordPressで作ったものを公開できるは楽でいいなと思っていたのですが、新しいツールを作れば作るほど、WordPressである必要を感じなくなっていきました。それもそのはず、そもそもプラグインという形式以外、WordPressに依存しておらず、利点である通常のブログ記事公開も一切していませんでした。そう、もはやコンテンツマネージメントする必要がない状態だったのです! はなからそのつもり
やまぐろ

このブログをWordPressからGhostに移行しました!

タイトル通りではあるのですが、この度長年使ってきたWordPressからGhostへ移行しました。どちらもブログを書くためのCMSではありますが、WordPressにもGhostにもそれぞれメリット、デメリットがあります。 今回はそのあたりの比較をしつつ、なぜ筆者がGhostへの移行をしたかを語っていければと思います。 WordPressの特徴とメリデメ WordPressは世界中で圧倒的シェアを誇るCMSです。2026年2月現在で世界の全ウェブサイトの約42.8%がWordPressで出来ていると言われている、大変やべえやつですね。 メリット * 高い拡張性と自由度 数万種類以上の「プラグイン」を組み合わせることで、ブログ、コーポレートサイト、ECサイト、予約システムなど、ほぼあらゆる種類のサイトを構築できます。ただ、この辺りはShopifyやBASEなどのEC特化サービスや、より手軽にホームページを作れるWix、ペライチなんかがシェアを伸ばしていますね。特にEC利用はもうあんまりないかなという印象。 * 圧倒的な情報量 利用者が多いため、トラブル解決法やカス
やまぐろ

AWSの利用料金推移を見てみる【2025年版】

このブログでは2021年に開設した時点からAWS LightsailにWordPressを置いて利用しており、今年で5年目の運用となります。ブログ運用にはサーバー代、ドメイン代が固定費としてかかってくるので、ここの金額はできれば押さえておきたいところ。例え趣味だとしても。 だけども、AWSは使用量によって料金が変動するし、米ドルのレートで料金が決まるので、運用コストが毎月可変となってしまい、コスト管理が難しくなってしまいます。そこが管理しやすくなっているのがAWS Lightsailの利点でもありますね。 今回は2025年の利用料金の推移をまとめてみたので、ここで紹介する!もしかしたら、同じようにAWSでブログ作りたい人の参考になるかも。 また、昨年も同じようなことをやっているので、そちらとの比較も見てもらえたら。 https://iris-on-bookrest.info/2478/ 2025年の利用料金の推移 2025年の12ヶ月分のデータを引っ張ってきてきました。 なお、今年は年間通して1GBメモリ
やまぐろ

お米の罪悪感を減らす「バーリーマックス」を紹介したい

30代も後半になってきて、そろそろ食生活もどうにかせねばならぬ。。とおもっている筆者ですが、ここ数年ずっと継続して取り入れてる健康っぽい食品があります。 その名もバーリーマックス。 今回はバーリーマックスについて語っていければと思います! バーリーマックスを取り入れるまで 出会いはファミマ 以前の職場では、最寄りのコンビニがファミリーマートでした。当時は自炊とか一切考えていなかったので、毎日お昼はおにぎり1個とかで過ごしていたんですよね。 既に30代に差し掛かっていたこともあり、「おにぎりを食べたい!でも食べ過ぎると太りそう!」という気持ちで泣く泣く1個だった訳ですが、さすがにちょっと物足りなさはありました。 そんな時に、会ったのがバーリーマックス入りのおにぎりです! 始めてみた時は「よく分からんけど、なんか身体に良さそうだなあ」くらいで手に取りはしなかったものの、バーリーマックスと言うワードが気になり、購入してみることに。そこからはバーリーマックス入りおにぎりががレギュラーになりました。
やまぐろ

小説

奇面館の殺人(綾辻行人)感想

著者が前々から「館シリーズは十作で終わり」と語っているので、これが最終作の一つ前の作品となる。そんな九作目は前作「びっくり館~」、前々作「暗黒館~」ではあまり出番がなかった本作の探偵役である小説家鹿谷が久しぶりの活躍を見せることとなった。 作品紹介 やはり、このキャラクタが登場するしないで作品の印象がだいぶ変わるように思う。建築家・中村青司が各地に建てた奇妙な館、その館に魅了され数々の怪事件に関わってきたこの人なしでは「館シリーズ」は語れない。 見方によっては、シリーズのファンに一番近いのが、この男なのだから。さて、とりあえず内容紹介を見てみよう。例のごとく、Googleブックスから拝借。 奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、“奇面の間”で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた!大人気「館」シリーズ、待望の最新作。 https://books.google.co.jp/b
やまぐろ

蜃気楼の殺人(折原一)感想

作品紹介 叙述トリックを駆使した大どんでん返しのイメージが強く人によっては苦手に感じるであろう折原一の作品の中で、比較的作品に入りやすく書かれているのが、この「蜃気楼の殺人」だと思う。 あらすじについてはGoogleブックスの情報をそのまま載っけておきます。 銀婚式を迎えた野々村夫妻は、新婚旅行の想い出を辿るように、能登半島へと旅立った。だが夫は殺され、妻は行方をくらました。両親の足跡を追いかける娘の万里子は、25年前の二人が、もう一組の男女と接触していたことを知る。過去と現在とが錯綜する折原マジック。万里子が到達した、驚愕の真相とは。 https://books.google.co.jp/books/about/蜃気楼の殺人.html?id=uLV4AAAACAAJ&redir_esc=y 感想(少しネタバレあり) 私は「倒錯のロンド」など著者のらしさが全開に出ている作品をいくつか読んでいるが、この「蜃気楼の殺人」は良くあるトラベル・ミステリーに著者らしさを詰め込んだ作品という印象を受けた。 どのへ
やまぐろ

暗黒館の殺人(綾辻行人)感想

作品紹介 綾辻行人による長編シリーズ作品、通称「館シリーズ」の第七作目。シリーズで最もボリュームのある作品となっており、文庫本で購入するとなんと4冊に上る。 そんなわけでちょっと手を取りづらい部分もあるが、そんな一見冗長なページ数でも読者を退屈させないのが綾辻行人だ。私も読めるときに1日1冊づつ読み進めたけれど、全然面白く読むことができた。まあでもね、ちょっと重いっすねやっぱり。 あらすじについてはwikiをそのまま載っけておきます。 熊本県の山深くに、外界から隔絶された湖の小島に建つ浦登家の人々が住まう漆黒の館、暗黒館。大学生、中也は当主の息子・玄児に招かれる。そこで「ダリアの日」と呼ばれる奇妙な宴に参加するが、そこから殺人事件が続発していく。謎を追っていくうち、ダリアの宴の真実、恐るべき浦登家の秘密が明かされる…。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/暗黒館の殺人 感想(少しネタバレあり) 本音を言ってしまえば、私はミステリにせよ他のジャンルにせよ、500Pくらいに収
やまぐろ

黒猫館の殺人(綾辻行人)感想

作品紹介 綾辻行人による長編シリーズ作品、通称「館シリーズ」の第六作目が本作「黒猫館の殺人」だ。記念すべき第一作目の「十角館の殺人」が1987年9月刊行となっており、本作は1991年9月刊行なので、この時点で4年続いているシリーズとなる。冷静に考えると一年に1.5冊のペースで出ているのか。すげえ。長編シリーズなんだよなあ。。 あらすじについてはwikiをそのまま載っけておきます。 1990年6月、稀譚社の編集者である江南孝明のもとに一通の郵便物が届く。差出人は鮎田冬馬。内容は「鹿谷先生とお会いし、お話をお聞きしたい」というものだった。鮎田から電話がかかり、話を聞くと2月に滞在していたホテルが大火災に会い、その影響で記憶喪失になっているという。現在は自身が書いたと思われる手記に書かれた名前しか知らない。鮎田は去年の9月まで「黒猫館」という家の管理人をしていたらしい。そしてその黒猫館を設計したのが中村青司だと聞き、江南は胸騒ぎを感じた。彼が設計した建物は数々の悲惨な事件が起こり、自身も数多くの友人を失ったり、事件に巻き込まれたりしたから
やまぐろ

プリズム(貫井徳郎)感想

作品紹介 1999年に刊行され、後に「このミステリーがすごい!」や「本格ミステリ・ベスト10」にてランクインしているのが、本作「プリズム」である。 貫井作品の特徴は、読者に驚きを提供してくれるのはもちろんのこと、人間味溢れる登場人物が作り出したストーリーが面白く、そして悲しく……と、とにかく読者に訴えかけてくることにあると私は思う。 本作もその例に漏れず人物が良く描かれており、各人物の感情に惹かれるはずだ。 感想(少しネタバレあり) この作品は4つの章で構成され、各章毎に異なる人物の目線で一つの事件を追っていくのだが、この各章における主人公というべきキャラクタたちの、事件への関わり方が実にいい。率直な印象として、どの人物も自分自身を第一に動いていると私は感じた。 事件が解決しようがしまいが関係ない、自分の知りたかったことだけ知ることができれば、自分の心が軽くなれば、という気持ちを抱えながら事件に向き合っているのである。 そのせいか、各人物たちが推理した結果辿り着いた犯人はなかなか個人的感情が入って
やまぐろ

時計館の殺人(綾辻行人)感想

作品紹介 綾辻行人の館シリーズの5作目となる本作。 作品の舞台である「時計館」は、その名の通り数多くの高級時計と不思議な時計塔が置かれる奇妙な館だ。ある雑誌のオカルト企画という体で、出版社の人間と学生サークルの数名がこの時計館で過ごすこととなり、事件の幕が開ける。 感想(少しネタバレあり) 正直な所、館シリーズは総じて面白いのだが、シリーズを通して処女作『十角館の殺人』を超える作品はこれまでは無かったと個人的には思っていた。 が、今作は遂に処女作を超えたと思わせる作品であった。館シリーズはこれから「黒猫館~」「暗黒館~」と続くわけだか、5作目までの作品では『時計館の殺人』が一番面白いしと感じたし、良く練られている作品であると思う。 どの作品を評価するかは人によるだろうが、少なくともスケールの大きさではナンバーワンであろう。 600ページ超という著者のこれまでの作品の中でも過去最大のボリュームで語られる事件の顛末は圧巻のクオリティだ。 一度結末を迎えたかに見える事件を覆すのは綾辻氏の常套手
やまぐろ

倒錯のロンド(折原一)感想

作品紹介 めちゃめちゃ長いこと作家をやっており、「叙述トリックの名手」と謳われる折原一の代表作。 このジャンルのプロの傑作である、という点だけで紹介は充分だろう。 感想(少しネタバレあり) 折原一の作品らしい、どこかおどろおどろしくねっとりとした暗い作風は代表作である「倒錯のロンド」も変わらず。 作品にどれだけ熱中できるかを決めるポイントは色々あると思うが、この作品においては、メインの視点となる男の怒りと執念にあるだろう。男が怒る理由はきっと誰にだって理解できるほどシンプルなものであるため、読者が感情移入し易くなっているのもミソだと思う。 そうして読者を引き込んだ先にある最大の見所は、なんと言ってもクライマックス。認識していた事実がことごとく「倒錯」していく衝撃は、思わず思考を停止してしまう程強烈だ。 そこまで分厚い小説ではないので、休日で一気にラストまで読むのが良し!
やまぐろ
IRIS-ON-BOOKREST