AWSの利用料金推移を見てみる【2022年版】

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このブログでは2021年に開設した時点からAWS LightsailにWordPressを置いて利用している。

で、だいたいブログをやる場合はレンタルサーバーを借りる訳で、基本的には月額料金が固定になる。

だけども、AWSは使用量によって料金が変動するし、米ドルのレートで料金が決まる。

つまり、運用コストが毎月可変になってしまうのだ。

今回は2022年の利用料金の推移をまとめてみたので、ここで紹介する!もしかしたら、同じようにAWSでブログ作りたい人の参考になるかも。

目次

2022年の利用料金の推移

2022年の12ヶ月分のデータを引っ張ってきてきた。因みに、2022年は円安の影響もあり、かなり普段よりはベースが上がっている。

それと、1月〜10月は512 MB メモリのプラン(3.5 USD)、11月からは1 GB メモリのプラン(5 USD)にしているので、かなり大きく変動している。

また、12月以降はスナップショット(日時のサーバーバックアップ)を利用しているので、プラン料金の他に課金が発生している。

  • 202201:¥458
  • 202202:¥455
  • 202203:¥413
  • 202204:¥488
  • 202205:¥501
  • 202206:¥518
  • 202207:¥520
  • 202208:¥530
  • 202209:¥539
  • 202210:¥551
  • 202211:¥786
  • 202212:¥915

どう思ったか

条件は上に記載した通りという前提で見てみると、やはり金額の変動は大きいようには見える。

同条件で運用している1月〜10月の最大差分が¥113となっており、なんと100円以上の差が。正直なところ個人で小さく運用してるからこのくらいのダメージで済んでいるが、これが10倍、100倍の規模であるならかなり大きな金額になる。

AWSでの商用運用はコスト管理が難しい、という話は周りのエンジニアからも聞いていたけど、確かになって感じ。小さくてもこれだから。

やはり、円安の影響はちゃんと大きく、期間内で一番円安となった10月は1USD:146.99円、逆は1月の1USD:114.90円となっている。ここの差は32.09円。

ここまでブレるのはなかなかないとは思うけど、やはりリスクにはなる。まあ個人でやる金額帯であればそんなにって話ではあるけど。

LightsailはAWSの中でもコスト管理が容易なので、個人で小さいシステムをやるならこっちかなって思う。

日時バックアップ込みでも900円ほどで運用できているので、個人的には満足している。

因みにこの日時バックアップはスナップショットをそのまま利用して新サーバーを作れるので、事故った時の復旧も楽にできる。さらに、プラン変更(基本的には上位プランのみ)もスナップショットを利用してできるので、スナップショットは積極的に利用すべき。

2023年の想定料金

今のところ現在の月額5ドルプランから引き上げる予定はない。恐らく円安の影響はある程度安定してきているように思うので、ざっくり850円✕12ヶ月で10,200円くらいが想定となる。

AmazonPrimeより高くて、YouTubePremiumより安い、そんな感じ。このくらいの金額であれば全然許容範囲。スペックもそこそこ。

また、仮にプランを月10USDに上げるのであれば、上記の2倍が想定料金となる。こうなると流石にYouTubePremiumより高くはなる。まあ趣味に月2,000円と考えれば安い気もするけど。

今のところこのブログの月の収益は1,000円前後なので、それも踏まえるとプラン上げるのはありかも。

WordPressは投稿の編集やらもサーバー上で行うわけなので、スペックが高いほうが作業もしやすいし。

ひとまず、年間10,200円想定ということにしておく。

最後に

もうすこし真面目に収益化すれば、このくらいの運用費なら気にならなくなると思うけど、いかんせん面倒なんだよなあ。しゃーない。

やまぐろ
システムエンジニア
SESで業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。
当サイトでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたりしています。
たまにエンジニアっぽい記事を書いたりすることも。
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