AIを駆使したブログ記事の自動投稿を検討してみる

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ゴールデンウィークということで普段より時間がある、なんならやることなさ過ぎて暇まであるので、ちょっと興味があった部分を検討してみようかなと思います。

ブログ記事の自動投稿

人間の目を一切挟まずにブログ記事を投稿してしまおうという試みです。

まずブログの現状

当ブログはAIの登場以降だんだんとアクセスが減ってきていて草なんですが、その一端を担っているのがAIによる文章作成だと思っています。テキストコンテンツは飽和状態になっており、ネット上は似たような情報であふれかえっている時代。まあAIがない時代でもコピペみたいな記事が大量生産されてたわけなので状況は変わらないような気がしますが、コピペの労力すら不要にしてしまったのがAIの登場。結果ブログはオワコンみたいな感じになってしまっている訳です。知らんけど。

昔はパソコンさえあればできる手軽な副業としてブログが流行っていた側面がありましたが、恐らくもうそういう層はブログからは離れていると思います。逆に言うとまだブログをやっている人は
趣味 > 副業というバランスの人だと思っています。もはや副業というニュアンスすらない可能性の方が高いような気がするので、基本的には趣味(勉強の側面も?)で続けてる人が多いのではないでしょうか?

ブログは「自分のまわりのできごとをログとして残す」という原点に戻りつつある

というのが個人的な見解です。まあいいんじゃね?

じゃあなぜ自動投稿なのか

記事の自動作成や自動投稿は現代のトレンドですし、上述したブログの原点とはかけ離れていますよね。じゃあなんでこのタイミングで自動投稿を検討し始めたのかというと、

手軽にできそうだったから

なんか逃げっぽいですが、こればかりは仕方がありません。ゴールデンウィークを使って何かやりたいと思っていろいろ考えた結果、ここにたどり着いたわけです。新しいWEBサービスとか作ってみようかなと思ったものの、出てきたアイデアはだいたい既にサービスとして存在するし、いざやろうとしたらゴールデンウィーク中には終わりません。テストに数か月かけてる未来が見えます。前作った時がそうだったから。

というわけで時間がそんなにかからずに遊べそうなのが自動投稿だったという感じです。

検討してみる

ここからは仕様や仕組みの検討です

まずやりたいことを整理

今回はブログの自動投稿がしたい!が目的なので、後付けで仕様を付与します。
材料はこんなところでしょうか。

  • 自動投稿と相性がいいジャンルはなにか
  • どの程度のサイクルとするか
  • どこまで自動化するか

このあたりを検討した上で、次は技術的な部分を検討していきます。

どんな技術スタックでやるか

やりたいことが決まったら技術スタックを検討していきます。
この辺りが材料になるでしょう。

  • ローカルで動かすか、クラウドサーバーなどで動かすか
  • スケジューリングはどう行うか

完全ローカルならPCはずっと起動しっぱなしでWindowsのスケジュール機能を使う感じになるでしょう。んで、サーバー上で動かすのであればcronでスクリプトをキックするのが一般的だと思います。開発言語についてはローカルかクラサバかで検討することにします。

自動投稿の最終イメージ

上記のあれこれを検討してみた結果、ITニュースを取得 & 要約してブログ記事として投稿することにしました。
処理フローは↓のイメージ。
ちなみにこの画像はテキストで書いたフローを図にしてもらったやつです。やっぱりAIはすごいですね。

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GitLabのスケジューリング機能を使う

初めはアプリケーションをデプロイしてcronでやろうと思っていましたが、普段から使っているGitLabの「パイプラインスケジュール」を使ってみることにしました。ここで指定した時間で特定のスクリプトを起動する感じです。なお、この手法でやると資材をサーバーにデプロイする必要がありません。自動化で必要な資材はかなり処理も小さくデータベースも不要だったので、スクリプトの実行までGitLab側にお任せすることにします。

ニュースの取得&記事作成

ここはGeminiのAPIを利用して実施することにしました。Geminiを選択したのには深い理由はありません。ただ別件で使っているので勝手が分かっているからという理由です。あと強いていえばGeminiを有料契約しているとここのクレジットが付与されるので、実質無料で使えるからです。うん、十分な理由でしたね。実験的にやるならコストはかけたくないからしょうがないね。

記事投稿

作成した記事をブログ(今回はGhost)に投稿する作業です。Ghostには投稿用のAPIが存在するので、そちらを用いて投稿を行います。ここの仕組みについては以前作成したローカルからAPI経由で記事投稿するツールがあったので、その仕組みを転用することにしました。

とりあえず仕組み的には自動投稿ができそうですね。

とはいえ

自動投稿を生かすには土壌が必要

今回はニュース記事を取得 & 要約し自動投稿をするという仕組みを検討したわけですが、正直なところ、自動投稿という部分を除けば普段から使っているGeminiやChatGPTのチャット機能からでも全然できます。なんならスケジュールもできます。

ニュースをまとめて要約して教えてほしいだけであれば、AIに聞いてしまった方が楽だし早いです。なので自動投稿される記事には、AIチャットと比べた際の優位点はありません。ニュースに対し個人的な視点を入れて投稿するのであれば、そこに優位点が生まれる訳ですが、自動投稿にはもちろんそんなものはありません。

もちろん大手のネットニュースサービスであれば、当日に配信したニュースをピックアップして要約するという作業をAIが行うことには意味があると思います。これはなんでかって言うと、まずニュースサイトに来る人は要約を見に来ている訳ではなく、別のニュースを見に来ているわけですよね。んで、別のニュースを見ているときに「他にはどんなニュースがあるだろう」となった時、要約記事があるとそこへの導線になり得る訳です。これであれば、「ユーザーの補助としてAIの要約記事」という役割が成り立ちます。

このブログはどうなん?

なので、このブログで自動投稿を取り入れる場合、自動投稿の以外の記事との相性や、自動投稿とは別に自身の視点を入れた別記事がないと成り立たないはず。また、基本的にAI記事は他の記事の補完であるべきでメインコンテンツにはなり得ません。

これに当てはめると、このブログはITっぽいネタが多めではありますが、投稿頻度はかなり低めです。なので自動投稿のサイクルを間違えると、

AIが書いたやつの本数 > 自分が書いたやつの本数

となり、サイトのバランスが悪くなってしまうことが懸念されます。なので、自動投稿を生かすのであれば、

週一サイクルで1週間のITニュースを自動投稿する → 自動投稿の翌日にそれらのニュースに対する見解を述べる

とかにすれば、いい感じに自動投稿と手動投稿とのバランスがとれるのではないかと思いました。とはいえ、週一でやるのであれば別に自動投稿なんかなくても、これまでのように気になったニュース取り上げてブログを書く、でもいいんだよなあ。生かしどころが難しい。

自動投稿が生きるケースを考えてみる

このブログでは自動投稿があんま生かせないような気がしましたが、それはこのブログが自動投稿のポテンシャルを生かしきれないからです。というわけで、自動投稿が生きそうなシチュエーションを考えていきたいと思います。

インフルエンサーの個人サイトやファンサイト

まず有用そうだと思ったのがこれ。インフルエンサーは各SNSで活動しているので、そこの投稿を月次なり日次なりでまとめて別の場所に投稿すると、見たい人はいるのではないかと思いました。

  • 4月にインプが高かったポストはこれ!
  • 今月の出来事まとめ!

とかできそうですよね。コンテンツ同士の相互リンクが鍵を握っていそうな気がします。

当日のイベント情報まとめ

その日に各地で行われるイベント情報をまとめて紹介する、みたいなやつです。イベント情報だと既にまとめてるサイトはいっぱいある気がしますが、ジャンルを絞ってみてみたら有益になる可能性は十分にあると思います。ネット上に情報はあるけれど、それを包括してまとめているサイトがないのであれば勝算があるか?

これは普段から特定のジャンルを発信し続けているサイトであれば、サブコンテンツとして取り入れやすいのかなと思いました。

まとめ:自動化コンテンツを成り立たせるのは難しい

ジャンルによってはいけるかもですが、基本的には自動化コンテンツを成り立たせるのは難しい気がしています。情報を集めたり整理したりするのはAIの得意分野ですが、事実確認や取捨選択は人間の仕事なんですよね。コンテンツがどう生まれてるとしても、そのコンテンツを消化するのは人間なのだから。

AIに全てを任せる人間になるのではなく、AIを使った仕組みを考える人間になろう。

という感じで今回は締めたいと思います。

最後に

なんか書いてたら長くなっちゃったんだけど、自分の書いた文章を要約したりするのはまさにAIの得意分野だよね。いまの記事投稿環境なら投稿時に要約を付与できそうな気がするし、ちょっとやってみようかなあ。

書いた人

やまぐろ

やまぐろ

Japan
業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。 ブログでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたり、エンジニアっぽくプログラムの話や業界の話をしたりしています。 他にも個人開発者として、自作ツール、自作WEBサービスを公開中です。