【10分で完了】Amazon Lightsailのアップグレード手順

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最近一時的にサイトにアクセスできない事象が頻発していたので、落ちるタイミングとかを見ていたところ、どうやら夜間帯のバッチ処理時とかにLightsailのWordpressインスタンスが限界を迎えているっぽかったので、これを機に契約しているプランを3.5ドル/月のプランから変更した。

もしかすると同じようにアップグレードをしたい人がいるかもなので、ここに手順を残しておく。

簡単に出来るので、気負わなくても大丈夫!

目次

インスタンスのスナップショットを作成

Lightsailの管理画面にログイン

まずはLightsailの管理画面にアクセスして、ログインをする。

現在動いているインスタンスが表示されればOK。

対象インスタンスの選択

先ほどの画面から、下の図で囲っているインスタンス名をクリックする。

これで対象インスタンスのメニュー画面に移動できる。

旧インスタンスのスナップショット作成

まず、メニューのタブをSnapshotsに切り替える。

切り替えると、Create snapshotのメニューリンクが出てくるので、そちらをクリック。

詳細メニューが出てくるので、ここで作成したいスナップショットの名前を付けて、Createをクリック。

作成中は以下のようにSnapshotting…と表示される。数分かかるので、完了するまで待機。

完了すると以下のように作成したスナップショットが表示され、利用可能になる。

新インスタンスの作成

ここから、作成したスナップショットから新しいインスタンスを作成する。

対象スナップショットの選択

先ほど作成したスナップショットの右側にあるメニューをクリック。

詳細メニューから、Create new instanceをクリック。

新インスタンスの情報入力

まず、作成するインスタンスのスペックを決める。個人で使うのであれば、10ドルまでのプランが選択肢になるかと思う。

今回は3.5ドル→5ドルのプランに変更することに。

ちなみに、大きい容量から小さい容量への移行はできないので注意。

例えば、3.5ドルのインスタンスのスナップショットから、5ドルのインスタンスへの移行は可能だが、5ドルのインスタンスのスナップショットから3.5ドルのインスタンスを作成することはできないということになる。

そのため、プラン変更の際にはなるべく1段階ずつ上げるのをおすすめする。

プランを決めたら、次にインスタンスの名前を決める。その他の項目は特にいじらないで問題ない。名前を適当に決めたら、下部のCreate Instanceをクリック。

作成中はステータスがPendingとなり操作できないので、少し待つ。

ステータスがRunningとなったら、インスタンスの作成が完了となる。

静的IPのつけかえ

新しいインスタンスを作成しただけだと、旧インスタンスで設定していたドメインなんかと紐づかないので、旧インスタンスに紐づいていた静的IPを新インスタンスに紐づける。

旧インスタンスの静的IPをデタッチ

まずは、旧インスタンスのメニューを開く。今回は右側の止まってるほうが旧インスタンスになる。

Networkingタブを開き、Detachをクリック。

以下の選択肢が出るので、Yesをクリック。

デタッチが完了すると、旧インスタンスに紐づいていたPUBLIC IPから紐づいていたIPアドレスが削除される。これでデタッチが完了。

新インスタンスに静的IPをアタッチ

次は新インスタンスに静的IPをアタッチする。

今回は左側のインスタンスが新インスタンスなので、そちらのメニューをクリック。

Networkingタブを開き、Attach static IPをクリック。

プルダウンが表示されるので、先ほどデタッチした静的IPを選択し、Attachをクリック。

以下のように紐づいたらアタッチ完了となる。

動作確認&旧インスタンスの削除

一通り作業が完了したので、自サイトの動作確認を行い、不要なインスタンス、スナップショットを削除する。

インスタンスは止めているだけだと課金対象になってしまうため、利用しないのであれば削除するのを推奨。また、スナップショットはそんなに大きい金額にはならないももの、やっぱり課金対象にはなってしまうので、こちらも不要であれば削除を推奨。

安定稼働まで数日なり運用してから削除するのもアリ。

この辺りはお好みでOK。

最後に

昔サーバー移転したときはもっと面倒な手順ふんだけれど、Lightsailであればものの10分で出来る。

手軽にサーバーのスペックを上げることができるのは、けっこう大きなメリットだと思うので、これから自分でサイト運営したい人には良い選択になりそう。

多少とっつき辛い部分があるのはご愛嬌ということで。

やまぐろ
システムエンジニア
SESで業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。
当サイトでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたりしています。
たまにエンジニアっぽい記事を書いたりすることも。
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