リモート作業のメリット/デメリットが分かってきたので、見解を述べる

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システムエンジニアという比較的リモートワークに適した本業なのにも関わらず、どうも家で仕事するのに慣れなくてリモートワークから逃げてきた自分だが、ここ1年くらいで時と場合により強制リモートワークになることが度々発生した。

そろそろリモートワークにも慣れてきたところなので(遅いけど)リモートワークによるメリット/デメリットを述べていきたいと思う。

目次

メリット

通勤しなくていい

当たり前ではあるけど、職場まで移動するのには時間がかかる。しかも人にも会う。

最低限人に会えるように早めに起きて準備しなきゃいけないし、職場への距離を考えると出社の2時間前に起床とかになってしまう。

だけど、リモートなら出勤時間はもちろん不要だし、人と会わないなら多少寝癖があっても大丈夫。しかも始業30分前に起床しても余裕で間に合う。

時間的なメリットは思ったより大きい。

空いた時間の使い方は睡眠時間を長くするだったり、家事に充てるだったり様々だと思うが、自分は起床時間は出社する際もリモートする際も同じにしていて、朝の時間でニュース見ながらコーヒー飲んだりとのんびりするようにしている。

朝が忙しなくないだけで、結構心にも余裕ができた気がしている。

個人的に最も大きなメリットが通勤時間だと感じている。

タスクによって出社/リモートを切り替えられる

自分のポジションにもよると思うが、自分はマネジメント層じゃないので、設計もするしコーディングもするし、何なら単体テストもする。

この手の自分の目の前のものと向き合う系の作業については、自分だけで考えたいことが多々あるので、そうなった際に周りに人がいない環境が作れるのは大きい。(職場でガヤガヤするのも面白かったりはするけど)

リモート作業が一般的でなかった時代は、一人の作業時間を作るために休日出社したりしていたが、その必要はもうなくなった。そういう時はリモートにしちゃえばいい。

逆に周りの人の力を借りたい場合だったり、リモートでの作業に向いてないタスクがあったりした場合は出勤してしまえばいい。

自分が置かれている状態によって作業場所を選択できるというのも、リモート化がすすんだおかげだし、大きなメリットだと思う。

休み時間に家事ができる

自宅にいるのであれば、昼休みに掃除だったりの家事が可能となる。

仕事終わってから帰宅すると何もしたくなくなって部屋の掃除をしないなんてことが多々あるが、リモートであれば昼休みの時間を使って家事ができる。

業務時間がまだ終わってないってのが大事で、不思議と業務が終わってないと身体が動く。気持ちの問題なのかも知れないけど。。

デメリット

トラブル検知が遅れる

自分の所属しているプロジェクトは開発もしつつ、過去にリリースしたものの運用も実施したたりする。

この手の運用が絡むプロジェクトでは、セキュリティー云々の問題でリモートでの作業が出来なかったりする場合があり、そうなったら常駐がベースになる。

てなると、障害発生時や警告検知が最も早く伝わるのは現場サイドになる。ヤバければヤバいほど現場にいないと状態が見えづらくなるので、ここの検知が遅れるのは結構つらい。

何もなければいいんだけど、正直なところ定期的になんかある。本番環境で調査することもある。仕方ない。

検知に一時間遅れただけで取り残される可能性があるので、ここは結構デメリットだったりする。

マジで動かなくなる

出社したところで基本的にデスクから動かない訳ではあるけど、これに輪をかけて動かなくなる。

職場まで歩かなくていいし、昼食を買いに行く必要もないし、フロアを移動して人捜しする事もない。リモートだと結局リモートで出来る事しか出来ないので、仕事に関することはデスク張り付きになる。

今のところそんなに健康被害はないものの、やっぱり人間は多少動かないと健全ではない気がする。そういや今日家から一歩も出てねえや。

コミュニケーションが遅れる

リモートの最大の難所がこれ。

リモートではテキストベースのやりとりが主になるので、相手に伝わるように文章を校正したり、表所や感情が伝わり辛い分、より普段のテキストより気をつけなければならない。

こっちがいつも通りのテンションなのに、相手には怒ってるように見られたり、素っ気なく作業依頼してるように見られたりはどうしても発生してしまう。

普段のコミュニケーションでは相手の表情とか声とかで機嫌が分かったりするけど、もちろん目の前にいないので、リモートではどうしても当たり障りのないやりとりになりがち。

それでも大丈夫っていう人が相手ならそれでもいいけど、結局そんなドライな人はなかなかいない。義務教育のたまもの。

テキストだけで話が伝わるように工夫する機会にはなる気がしているけど、そんな機会はリモートじゃなくても全然あるし、どうもこれだけは裏側のメリットを見いだせない。

どんなに今後リモート作業が進歩したとしても、ここは解決するのが難しい壁だと思う。

Googleだったりの大手IT企業がリモートから徐々に出社割合増やしてるみたいな話もあるし、フルリモートは夢のまた夢なのかも知れない。

結局のところ

個人的にはリモートにはメリットもありつつ、フルリモートは厳しいと思っている。

基本出社で、気分を変えたい時にリモートみたいな柔軟な働き方が出来るのが望ましい。

リモートワークの普及によって働き方が選べるようになったのは喜ばしい事だし、是非今後はリモート作業を強要するのではなく、社員の意志で選択できるようになっていって欲しい。

最後に

リモート作業だと独り言めっちゃ増えてやべえ。

やまぐろ
システムエンジニア
SESで業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。
当サイトでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたりしています。
たまにエンジニアっぽい記事を書いたりすることも。
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