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指輪で買い物できるEVERING(エブリング)を使ってみた

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ここ数年、すっかり電子決済が染み着いてしまって、現金を持たなくても生活ができるようになっている。

財布の形も変わってきて、最低限のカード類とお札、小銭は持たないようにする、みたいなスタイルが流行っているように思う。

10年以上前、学生時代にSuicaを始めて使った時はとても感動したけれど、もう今は当たり前になった。

昔はカードだったものが、スマホの普及によりスマホ決済に移り変わり、誰もが当たり前に電子決済するようになった今、新たに登場したのが指輪型の決済デバイス、EVERING(エブリング)だ。

EVERING(エブリング)とは?

EVERING
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簡単に言うと、Visaカードが中に入っている指輪。Visaタッチに対応している店舗で決済が可能になっていて、クレジットカード決済するときに指輪をかざすことで決済ができるよって言うもの。

スマホ以外のデバイスではApple Watchとかの腕時計型が存在しているけど、腕時計型は多少手首をクルクルしなきゃいけないけど、指輪ならそんなに負担がかからないのがポイント。

そして何より、エブリングは充電不要!これはデカい。

もともとはキャッシュレスが盛んなイギリスで誕生したもので、それが日本にやってきた形。

クラウドファンディングで先行販売を行った後、一般販売となり、2022年現在は公式サイトにて購入が可能になっている。

EVERING(エブリング)の使用感

EVERING(エブリング)が何なのかをちょろっと紹介したので、実際に利用してみて思ったことを書いていく。

まずは箱から。付属品はとてもシンプル

割と小さめな箱で届いた。実際にはフィルムに囲われていて、それを剥いた状態がこれ。
箱を開けると、リングとご対面。Less is smart.って書いてあるのが説明書。充電不要なデバイスなので、とってもシンプル。

アプリからチャージできたり、無くしたときにすぐ止めれたりするのが便利

エブリングはアプリをインストールして利用することになるのだけれど、このアプリが結構分かりやすい作りになっていて好印象。

残額とチャージボタンが目立つ位置にあって、視認性が良い。右上の鍵マークで無くした時にロックできる。その他メニューは左上から。
メニューはこんな感じ。決済履歴が見れたり、オートチャージの設定が可能。

メニューがごちゃついてないし、特に説明なしでも利用できた。チャージする際にアプリ開いてからの操作回数が少なく済むのが良き。

決済について

決済については、少々クセがある印象。

この指輪は決済端末に対して輪っかを平行に当てないと上手いこと決済出来ないみたいなので、グーを握って決済端末を殴るみたいな形で決済する。

反応スピードは悪くない感じはするけど、たまに読み取りに失敗したりすることがあった。

読み取り側の端末によって反応が変わったりする印象もあり、不安定さを感じた。

それと、これはVisaタッチに起因する部分だと思うけど、普段Suicaを使ってる身としては決済時のローディングが気になった。

仕方のない部分ではあるにしろ、やっぱりSuicaの方が決済スピードは早くなる。Suica慣れしている人には違和感がある部分かと思う。

購入前からそう言うレビューがあるのは分かっていたけど、決済についてはまだ未完成って言うか、使いづらさはある。

見た目の印象

正直なところ、本体がやや大きめなだし、あまり格好良くはないかなって思っている。

中指に装着してみた。ちょっと存在感が大きすぎるのは気のせいだろうか。手が大きい人であればそんなに違和感ないのかも知れない。シルバーが良かったなあ。

まあ悪目立ちする感じではないから、許容範囲かな。

総評。未来に期待!

これをメインに決済するのはまだ早い。

だけど、決済に関してはピーキーな部分があるものの、現時点で一部スマートロックとの連動で家の鍵を開けたりできるし、地域によってはクレジットカードのタッチ決済で電車にも乗れたりする。

もしかしたら次世代ではSuica決済ができるようになるかも知れない。

今後できることが増えれば、さらに注目されるデバイスになっていくと思う。

スマホ決済、スマートウォッチ決済に続きリング決済が当たり前になる未来が来ることに期待!

最後に

値は張ったけど、デバイスとしては面白いし、実は結構気に入ってはいる。

後は安定性。こいつのクセを理解できるまで使い込めれば仲良くなれるはず。

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