悪魔が来たりて笛を吹く(横溝正史)感想

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書籍情報

           
タイトル悪魔が来りて笛を吹く 金田一耕助ファイル 4
著者横溝 正史
出版社KADOKAWA
発売日1996年09月
商品説明
画像

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日本一有名な探偵キャラクタ金田一耕介が事件の真相を暴く、本格派ミステリーシリーズの内の一冊。

一本のフルートが作品をおどろおどろしい雰囲気で覆い、意志を語り、終わりを告げる。悪魔が来たりて笛を吹くというタイトルからして、作中において笛が重要な役割を持つことは想像するに易いが、まさかこれまでとは。

道具の使い方が面白く、ラストで明かされる楽曲「悪魔が来たりて笛を吹く」の秘密は必見。

シリーズものではあるが、順番を気にせずとも読めるように書かれているので「頭から読むのは大変だから」と敬遠する必要なし。だいぶ昔の作品ではあるが、言葉の言い回しから古くささや堅さは感じないので、若い人でも入りやすく充分楽しめるはず。

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