世界のCMSシェア最新事情を見てみよう!
世界のCMSシェア最新動向をW3Techs最新データで解説。WordPressが圧倒的優位を保つ中、ShopifyやWixなどSaaS型・ノーコードCMSが台頭。日本の市場状況も分析し、ウェブサイト構築・運営のトレンドと各ツールの現在地を考察します。
※本記事は広告を含みます
Webサイトを構築・運営する上で欠かせないCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)。このブログも例に漏れずGhostというCMSで動いており、いまインターネットの世界で閲覧できるホームページの大部分はCMSでできている、というのはよく知られている事実ですよね。
んで、今回はW3Techsが公開している2026年8月時点の最新データを見ながら、世界のCMS市場、そして日本の市場今どうなっているのか、そして各ツールの現在地を考察してみたいと思います。
- 世界:Usage statistics and market shares of content management systems
- 日本:Distribution of content management systems among websites that use Japanese as content language
WordPressはやはり最強
まず結論から言うと、CMS市場は相変わらずWordPressの圧倒的一強です。
- 全Webサイトの40.8% がWordPressを使用
- CMSを利用しているサイトの中では59.0% のシェア
もはやこの数字自体はかなり有名な話で驚きはないのですが、それでもWebの約4割がWordPressで動いているというのは、やはり凄い数字です。
日本限定にすると更に偏り、なんとWordPress82.8%にも上ります。やばすぎい!2位のShopifyが約3%なので、いかにWordPressがおかしな事やってるかが分かるかと思います。
なお、Shopifyは世界で見てもWordPressに次ぐ2位にランキングされています。いかにECシーンにおいてShopifyが強いかが分かりますね。ちなみに日本で昔からよく聞いてたEC-CUBEは、日本国内ですら1%に留まっているようです。もしかするとECに絞ってみたらまだまだ上位にいる可能性もありますが。。日本のECだとGMOのCOLOR ME(カラーミー)が上位にいたりするのが面白かったりはしますが、やはりShopifyとBASEが強い気がしちゃいますよね、今は。
ちなみに筆者が初めてWordPressを触った時代に対抗として存在していたMovable Typeは、日本で見ても世界で見てもほとんど見られなくなっているようです。
SaaS型・ノーコード系の躍進
上位陣の顔ぶれを見ると、近年のトレンドがはっきりと表れています。なお、以下のデータは世界版です。
| 順位 | CMS / サービス | 全体シェア | CMS内シェア | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | WordPress | 40.8% | 59.0% | 言わずもがな |
| 2位 | Shopify | 5.3% | 7.7% | EC特化型SaaS |
| 3位 | Wix | 4.2% | 6.1% | ノーコードWeb制作 |
| 4位 | Squarespace | 2.4% | 3.5% | デザイン重視ノーコード |
| 5位 | Joomla | 1.2% | 1.7% | 高機能オープンソース |
2位〜4位に、Shopify、Wix、Squarespaceといったサーバー管理不要のクラウド型SaaSがランクインしています。インフラの保守運用を気にせず、フロントエンドの構築とコンテンツ制作に集中できるモダンな環境が、着実に支持を広げているのが分かります。
5位のJoomlaは日本ではあまり聞かないと思いますが、ヨーロッパを中心に根強い人気があるCMSのよう。実は筆者も昔趣味で触ったことがあるんですが、びっくりするくらい日本語のドキュメントはなかったです。たぶん今も同じなんだろうなあ。
ちなみにウェブアーカイブに乗ってるこのブログの昔の姿、これがまさにJoomlaで動いてたやつです!

このブログで利用している「Ghost」のシェアは…?
さて、世界のトレンドを俯瞰したところで当ブログで愛用しているGhost CMSの順位を見てみましょう。結果は。。。
\シェア0.1%!/
世界で見ても0.1%、日本ではもはやランキングにすら載っていません。
まあ数値だけ見るとかなりマイナーですが、Node.jsベースのモダンなアーキテクチャ、執筆に集中できる洗練されたUI、そして何より動作の軽快さは、一度使うと手放せない魅力があります。日本語でのドキュメントはマジでなくて、困ったら公式ページ翻訳したり、スタックオーバーフローみたりしなきゃいけませんけどね。。
機能としてもかなり面白くて、デフォルトでメンバー機能(メルマガや有料会員管理も!)が付いていたり、Fediverse連携が付いていたりと、コミュニケーションを大事にしている印象のCMSになっています。もちろんこのブログもFediverseに乗っているので、Mastodonとかで探したら出てきます!

最後に
最近はSNSでやいのやいの言われがちなWordPressですが、やはりシェアの高さで見ると圧倒的強者ですよね。なんとなく脱WordPressの流れができているようには感じますが、大量にあるホームページをシームレスに移行できるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。利用者が新しいCMS等に慣れる時間も必要だしね。
今後も動向が気になります。