自分が客先常駐してるときに、毎月計算してるものをより楽にできるようにツールを作成しました。客先常駐は契約上で稼働時間の縛りがあることが多く(140~180hとか)、それの参考値を出すことができます。
- 今月全部定時上がりすると、どのくらいの稼働?
- 有休何日取れる?
- どのくらい残業しても大丈夫?
などを知りたい時に活用してください。

ツール仕様
稼働時間/日と指定月の営業日数から、総稼働時間/月を計算するツールです。オプションとして営業日数の調整や、残業可能時間の計算も行うことができます。

ポイント
営業日数(基本的には、土日祝日を除く平日)を調べるのって意外と面倒なんだけど、それも自動で算出できるようになっています。また、社休、有休が決まっている場合は、追加の休日を指定することで総稼働を調整でき、逆に休日を営業日扱いにすることもできます。
作成についてのあれこれ
作りかたとか
作成にあたり、ベースはChatGPTにお願いし、挙動確認とかUI調整などは私がやっています。ChatGTPはマジですごい。出始めの頃より格段にコーディングスキルが上がってる感じがします。
今回の作成に当たり私がやったことは
- ChatGPTへの仕様説明
- ChatGPTが出してきたもののレビュー
- テスト、手直し
とこのくらいです。いわゆるSEワークと言われる部分しかやっていません。
なお、サーバー側はphp、クライアント側はhtml、js,cssです。基本的にはjsで処理していますが、APIによる祝日リストの取得はサーバー側で行っています。これは祝日リストをサーバーキャッシュすることで、API負荷を減らすのが目的です。
また、Wordpressに導入しやすくするためにプラグイン形式でインストールできるようにしており、加えてショートコードで任意の箇所で呼び出せるようにしています。
やってみて思ったこと
プログラムを知らなくてもChatGPTでプログラムができるレベルではあると思いました。しかしながら、指示出しをする際にはエンジニアの視点みたいなものは必要だし、AIに分かりやすく仕様を伝える能力も必要です。
個人的にエンジニアにとってコミュニケーションスキル、特に文章スキルはとても重要だと思っていて、この先更にこのスキルの重要度が上がってくるような気がしました。まだ、AIは人間みたいに行間読んだりは苦手なんですよね。ちゃんと伝えられないと、思ってた仕様と違うようなプログラムができちゃうので。
最後に
客先常駐に寄りまくった形でアップデートすることを検討中です。
コメント
コメント一覧 (2件)
早くもアップデートして、残業可能時間を出せるようにしました。
追加の休日、追加の営業日を指定することで、営業日の調整ができるようにしました。
これで一旦アップデートは終了になります。