近年ブログ運用者の中で人気の高いレンタルサーバーの一つである「ConoHa WING」。コスパが良いとか、WordPressでのサイト構築が楽にできる、とか噂はかねがねな感じだけれど、実際に利用したことがなかったので、新しいブログ構築にあたり利用してみることにしました。
新しいブログを作ってからだいたい一ヶ月が経過したので、このタイミングでConoHa WINGの使用感を語っていきたいと思います。
では、ここからスタート。
ConoHa WINGの特徴について
まず最初にConoHa WINGの特徴について簡単に紹介していきます。
国内最速を謳うサーバースペック
公式サイトで一番売りにしているのが国内最速のレンタルサーバーというポイントです。性能が高いサーバーを利用しており、独自のキャッシュ機能も備えています。また、PHPのバージョンは8系が採用されており、以前のバージョンと比べて性能が高くなっています。
安定性の高さ
SLA(ServiceLevelAgreement:サービス品質保証)は月間稼働率99.99%以上に設定されています。このあたりはどこのレンタルサーバーもこのくらいの数字だと思いますが、しっかり明記されていると安心ですよね。また、処理能力の高さや並行処理能力の高さで知られるnginxというWebサーバーが利用されています。
WordPressサイトをすぐ立ち上げられる
特に知識がなくても、ボタンをポチポチするだけでWordPressサイトの構築ができます。独自ドメイン化、SSL化といった必須作業も迷うことなく設定可能なので、誰でも簡単にサイトを作ることができます。
- 国内最速を謳うサーバースペック
- 安定性の高さ
- WordPressサイトをすぐ立ち上げられる
使ってみて感じたメリット
特徴をざっくり紹介したので、ここからは実際に使ってみて感じたメリットを書いていきます。
運用がとても楽
これは普段Amazon Lightsailでブログ運営してるからこそ、って部分が大きい気もしていますが、とにかく運用が楽ですね。SSL化に際して、3ヶ月に一回証明書の更新をしなければいけないのですが(cronやShellの知識があれば自分で組めますが)、それをやらなくてよかったり、設定なし、追加課金無しでバックアップが取れたりします。
また、今のところサーバが落ちて再起動が必要、なんてこともなく安定しています。Lightsailはたまに落ちてるときあるんですよね。その都度ターミナルから再起動かけてるので、これが割と面倒だったりします。いっそ日時ヘルスチェックして落ちてたら起動しなおす処理をcronで仕込もうか、と思いつつ面倒臭くてやってなかったり。思い出したし、これ書き終わったらやろう。
恐らくConoHa WINGを利用していて困ることってそんなになんじゃないかなって思っています。
噂通りコスパがいい
キャンペーン等のタイミングによりますが、1,000円/月くらいで運用が可能です。独自ドメイン込みでこの価格と考えるとかなりお得かと思います。このブログは多少スペック高いサーバーで動いているのであまり比較はできませんが、だいたいトータル1,800円/月くらい。(サーバー+ドメイン+日次バックアップ。ConoHa WINGはこれが全て入り)
この金額でいろいろコミコミで利用できるのはコスパが良いと言えるでしょう。
使ってみて感じたデメリット
ここからはデメリットの話をします。正直なところデメリットはあまり感じていないのですが、メリットの話をしたらデメリットの話をしなきゃいけないですからね。仕方ないね。
独自仕様の理解が必要
例えばConoHa WINGには「WEXAL」というコンテンツキャッシュ機能がありますが、これがWordPress側プラグインとどこまで干渉するかを気にする必要があったり、SSL化をしたときにどこまでSSL化作業をしているのかの範囲が分からなかったりはしました。多分こんなん気にしてる人はあんまりいないように思いますが、個人的には作業中に少し悩むときがありました。
まとめ
ここまでの話をまとめていきます。
・国内最速を謳うサーバースペック
・安定性の高さ
・WordPressサイトをすぐ立ち上げられる
メリット | デメリット |
---|---|
運用がとても楽 噂通りコスパがいい | 独自仕様の理解が必要 |
最後に
人気のあるものって、ちゃんと人気になる理由があるよね。