広告が非表示になるYouTubePremiumってどうなの?【広告ブロック排除】

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

はじめに

最近「YouTubeが広告ブロックを利用しているユーザに警告し、動画視聴を制限する」という旨のニュースがありました。

テクノエッジ TechnoEdge
YouTubeが広告ブロック使用ユーザーに警告開始。無視を続ければ再生不可に | テクノエッジ TechnoEdge YouTubeは動画の再生時に挿入される広告を収益源とするビジネスモデルを採用しており、継続して収益を増やすには多くの広告をユーザーに視聴させる必要があります。

YouTube的には収入源の一つが広告であるわけだし、そこを突破してくる一部のユーザーが無償で快適に動画視聴出来ちゃっている現状が気に入らないのは理解に易い。

広告ブロックについては市場が大きくなっているYouTubeだけでなく、ネットサーフィンが一般的だった時代から蔓延っていたわけで、YouTubeを運営しているGoogle的にもそろそろ看過できなくなっちゃたんだと推測できる。

Googleは最近Pixelシリーズなどの製品も伸びているけれど、やっぱりメインの収入源は広告収入とのこと。

あわせて読みたい
Google の仕組み - Google Google の仕組み

広告ブロックするユーザが多くなれば、広告の効果は下がるし、広告主からの信頼も落ちてしまう。(もっとも、そこは織り込み済みで広告を出しているんだろうが)

何にせよ、広告ブロックにはGoogle側のメリットは全然ない。

そんなわけで、ここではYouTubeが公式に広告なしで提供しているサブスクリプションサービスである、YouTubePremiumについて紹介します!

YouTubePremiumとは

加入メリット

前述した通り、YouTubePremiumは公式が展開しているサブスクリプションサービス(月額課金)です。

サブスク契約すると

  • 広告の非表示
  • バックグラウンド再生
  • 動画ダウンロード&オフライン再生
  • YouTubePremiumMusicの利用

などが利用可能となります。

一番のメリットはやっぱり広告ブロックですよね。最近のYouTubeは勉強系の資格も多いですし、社会人もエンタメ目的以外で視聴しますし、自分みたいなエンジニアの人間も情報収集で利用したりするかと思います。

YouTubeを見る目的によっては広告が非常に邪魔になってしまうので、そこを公式サブスクで非表示に出来るのは嬉しいです。

YouTube側もこの快適さを判ってるわけでサブスクに組み込んでいるのに、そこを別ルートで回避してくるユーザが増えているってのが今の状況というわけですね。

料金は?

料金プランはいくつかあって、一般ユーザであれば年間プランが一番安いです。学生であればもっと安く、またファミリープランも存在します。

  • 通常プラン:¥1,180/月
  • 年間プラン:¥11,800/年(¥983/月)
  • 学生プラン:¥680/月
  • ファミリープラン:¥2,280/月(5名まで)

サブスクとしては少し高価な部類に入るかと思います。ちなみに自分は年間プランで利用しています。一度契約すると便利すぎで辞められない。。

加入判断のポイント

ここからは自分が感じている加入基準についてお話しようと思います。

YouTubeの利用頻度が高い

もちろんではありますが、毎日YouTubeを閲覧しているようなユーザーにはメリットが大きいです。長く見ていれば見ているほど、広告の数も増えるわけですからね。また、自分のようなバックグラウンド再生しつつ、別のことをしたいユーザーと相性が良いです。

音楽系のサブスクを利用している

AppleMusic、AmazonMusic、Spotifyなどの音楽配信サブスクはだいたい¥800〜¥1,200/月ほどの料金がかかります。

これらのサブスクを契約している方であれば、YouTubePremiumMusicで代用できるかも知れません。

何となく利用ユーザがあんまりいないイメージがありますが、他のサービスにあるような機能は備えていますし、なによりYouTubePremiumのユーザーであれば追加料金無しで利用できます。

  • プレイリスト
  • オフライン再生
  • 歌詞表示
  • 広告挿入なし

などのメリットがあります。

また、YouTubeで公開されている公式PVのようなコンテンツも視聴可能なので、好きなアーティストがYouTube上で活動している場合は良い選択肢になるのではないでしょうか。

まとめ

YouTubePremiumは間違いなく良いサービスです。また、サービスを運営するためにはもちろん収益が必要です。

昔からインターネット界隈では所謂割れ(=違法ダウンロード)など、開発者に収益が入らないコンテンツの入手手段が存在していますが、開発側もこれは認知しており対策を施しています。

今回のYouTubeの件も同じことでしょう。

良いサービスの継続のためにも、それに見合う対価は支払いたいところです。

目次